スキンケアは毎日、を基本に。

当院では毎日歯を磨くように、毎日のスキンケアを勧めています。これにより肌のトラブルを
ある程度未然に防げるようになるほか薬などに頼らない時期を長くしますので、
肌のトラブルの有無に関わらず、小さい頃からスキンケアを習慣づけることが大切と考えます。
皮膚細胞の生まれ変わりの周期は28日以上。ですから、お肌のケアを長く続けていくことにより
その効果は大きなものとなります。

保湿には、良い水がいい。

肌のトラブルは水分を保持できないことが大きな原因。肌にトラブルを持つ方の場合、皮膚の表面が荒れるので角質層に浸透した水が蒸発しやすくなり保湿力が下がります。
保湿力をどう上げていくか、例えばシャワーや入浴で得た水を自分のものにするといったことを患者さんに説明しています。具体的にはお風呂上り、角質層にお水が溜まった状態でクリームや軟膏を塗り“ふた”をする指導しています。皮膚は面積が大きく、たくさんの水分を貯めています。そこに貯める水分は少しでも良いものがいいですね。

宮地百子  皮膚科医

慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学病院皮膚科研修医、東京都済生会中央病院皮膚科勤務を経て渡米、米国マイアミ小児病院皮膚科およびマイアミ大学皮膚科にて臨床を学ぶ。